オリジナル奥能登七輪

珪藻土切り出し七輪／金網／敷板
七輪のサイズ：幅=15cm 奥行=8.5cm 高さ=8.5cm
製造者：能登ダイヤ工業株式会社
産地：石川県

手のひらにのりそうなほどコンパクトで、現代のインテリアにも違和感なくとけこむ、「うつくしいくらしかた研究所」のオリジナルデザインによる七輪です。

この七輪は、「切り出し」という伝統的な七輪（こんろ）の製造方法で作られています。切り出しとは、地下深くの坑道から、数百万年前の珪藻土の地層をそのまま切り取って地表へ出し、七輪の形に成形・焼き上げる方法で、非常に熱効率の良い七輪を作ることができます。

珪藻土とは、海中の珪藻というプランクトンが、沈殿、堆積してできた土のことで、1ミクロン粒子に4万個ほどの細かな孔があり、この孔が他に類を見ないほどの優れた保温力を発揮します。そのため、わずかな熱源での調理を可能にし、より美味しく食品を焼き上げます。

この「切り出し」という伝統製法にこだわり、さらに「うつくしいくらし方研究所」のオリジナルデザインを施しました。「くらしのこよみ」でもおなじみの『和漢三才図会』（江戸時代の絵入り百科事典）から、旬のおいしい食材の絵柄を選んでちりばめてあります。

小さいながらも優れもの、そして食卓にも季節を感じさせるデザインの七輪で、いますぐに旬の炙りを始めてみませんか。

〈ご注意！〉
室内で炭火を扱う際は、かならず窓を開けて、換気のよい状態でお使いください。密閉された室内では一酸化酸素中毒になる恐れがあります。
また、炭火を安全に扱うために、炙りを始める前に、ここをよくお読みになってください。

くぬぎ炭

内容量：3㎝サイズ×20本
販売者：株式会社増田屋
所在地：東京都

炙りのために炭は必須の品。炭火は近赤外線と遠赤外線を発するので、食材の中までまんべんなくよく火が通り、また燃焼ガスも少ないため、素材の旨みを引き出すおいしい料理ができます。とくに、小型のオリジナル奥能登七輪を使うためには、なるべく小さくて上質の、煙の出にくい炭を選ぶようにしましょう。

今回お届けする「くぬぎ炭（椚炭）」とは、茶の湯炭に用いられる椚の木で作られた炭で、樹皮が付いているのが特徴です。切り口が菊の花のように美しいので、菊炭とも呼ばれています。 茶の湯に使われるほど気品を備えて美しく、また、火つきがよく火力もある、燃料としての最高級品です。とても扱いやすい炭のため、屋内での使用、火鉢や囲炉裏などに最適です。

丸干しほたるいか

内容量：40g（約35尾）
製造者：有限会社マルヤ水産
産地：石川県

ほたるいかは、胴の長さが7㎝くらいの小型のイカ。体内に約1000個の発光器をもち、日没から夜明けにかけて青緑色の光を放ちます。日本海が産地として有名です。

お届けするのは、この日本海で水揚げされたホタルイカを、塩と魚醤で数時間漬け込み、そのままじっくりと低温乾燥し、旨味が出るように丸ごとの姿で干しあげた珍味。丸干しなので、ホタルイカの美味しいワタもそのままです。

ほたるいかの炙りに必要な時間はごくわずか。網に載せるとすぐにくるくると丸まり、あっという間に食べごろに。目にも楽しく、炙り生活のスタートにおすすめの食材です。

火起こし器 ／火起こし器台 ／炭ばさみ

火起こし器：鋳物製、全長30cm　炭入部直径 14cm
火起こし器台：ステンレス製、全長30cm　受け皿直径 15cm
炭ばさみ：ステンレス製、23㎝

七輪と炭を用意したものの、いざ炭に火を起こそうとすると、どうしてよいかわからない、という方も多いはず。必要な道具を一通りそろえるのもちょっとした苦労です。

「炙りスタートキット」は、この悩みを解決します。ガスコンロにかけるだけで炭に火を起こすことができる専用の「火起こし器」、熱くなった火起こし器を安全に置くための台、火のついた炭を扱うための炭ばさみがセットされています。これがあれば、今日からすぐにでも炙り生活を始めることができます。