3月3日は、「上巳の節供」や「桃の節供」などと呼ばれ、一般には、「雛祭り」として子供のころから楽しまれている方が多いでしょう。
ちなみに、旧暦では、2020年の3月3日は、なんと3月26日なのだとか。新暦とほぼ1か月も時差があることに驚きますが、3月も下旬となれば暖かな日も増え、百花繚乱のときも間近。桃の花をお供えするお節供にはふさわしい気もしますね。
さて、くらしのこよみ友の会研究員のみなさんは、どのような桃の節供を過ごされたのでしょうか。
私は小鼓を打つので、お雛様をみると、ついお囃子の五人囃子を見てしまいます。お雛様の決定版というのはあるのかどうか、判らないのですが、この楽器の演奏をするチーム、雅楽のチームのバージョンもあります。
今は段飾りのものではなく、ミニチュアの男雛、女雛だけの別のセットを母が買ってきて飾っています。ミニチュアのお雛様は小さい小さい桃の花や菱餅、ぼんぼりに囲まれてミニチュア屏風の前で縁のある畳の上に座っています。
あきらこ