「節分」とは本来、文字通り「季節を分ける」日として、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日を指したそうです。なかでも、旧暦のお正月である立春の前日である「春の節分」がいちばん大切ということで、現在にいたるまで、さまざまな行事が全国各地に伝わってきました。
各家庭でも、鬼のお面を作っての「豆まき」や、玄関にひいらぎを飾るなど、子どものころからの馴染みの習慣があるのではないでしょうか。
ちなみに、春の節分は、新暦2月3日となることがほとんどですが、2021年は、天体のめぐりあわせで124年ぶりに2月2日となりました。そんな記念すべき年、各地で節分を迎える研究員の皆さんの報告を拝見してみましょう。