地面からは陽炎(かげろう)が立ち上り、土いきれで吸う息も熱く感じられます。この暑さを人間は冷たいもので暑気払いをしたり行水や打ち水でやり過ごすしかありませんが、木や草花はますます緑を濃くし、枝を伸ばし葉を広げて夏を謳歌するかのようです。田畑では太陽の恵みを享受した作物が実りの秋に向けて育っていきます。
Array
作り方は書籍『くらしのこよみ 七十二候の料理帖』をぜひご覧ください。 書籍の詳細はこちら