新型コロナウイルスに翻弄される生活も、はや2年目に突入した2021年の夏は、暑さもひときわ厳しいものがありました。
6月末の伝統行事である「夏越」。正月からの半年間で身に積もった穢れや禍を除けるものとして、各地の神社を中心に行われてきましたが、一般にも広く知られるようになったのは、まさにこういう時代だからこそ、といえるでしょう。「アマビエ」と呼ばれる謎の神様(?)も、見事に復権を遂げていましたね。疫病の流行や災厄は歓迎できませんが、なにがきっかけとなって、伝統行事や昔の生活習慣がふたたび注目されるかわからない、という典型例かもしれません。
さて、会員の皆さんはこの夏、どのように行事に接したのでしょうか。