正月料理といえばお雑煮とお節、と言われるようになったのは、いったいいつ頃からなのでしょうか?
それはさておき、研究員の皆さんのレポートからは、お住まいの地方や帰省先、それぞれの土地の香り豊かな正月の食卓が垣間見えてきます。お正月に口にするものは、その土地いちばんのハレの食材かもしれません。
そして重箱にきれいに詰められたお節料理には、そのひとつひとつに、一年の健康や幸福を願う意味が込められているそうです。昔ながらの和食の調理法は手間がかかるものですが、自分で作ってみることで、古人の食に対する知恵と願い、そして家族の記憶が、後世に伝わっていくことを実感する方も多いようです。
皆さんの正月の食卓、いかがでしょうか?
日本各地のお正月、きっと、もっといろいろなものを食べているはず……。来年の報告も、楽しみになってきました。